
非金属とは「金属ではない」という意味である。したがって、ここに分類される元素は金属結合を行わず、金属に特有の性質を持たない。物性としては単体が気体である物が半分近くを占め、固体も炭素などの例外を抜かして電導性を持たない。また、電子が最外殻に配置されていく物ばかりであるため、すべて典型元素(→ 遷移元素)である。
典型元素は周期表上の位置から酸化数(イオン価)が決定しやすく、したがって同じ族内での性質も似通っている。周期表上で真中の付近に位置するアルミニウム、亜鉛などの酸化物は酸・塩基をともに中和する性質を持っているため「両性酸化物」と呼ばれ、これより左側にある元素の酸化物は塩基性、右側の元素の酸化物は酸性である。